2021. 07 / 10 [ 日々の暮らし ]
イサム・ノグチ 発見の道
東京都美術館で開催中の「イサム・ノグチ 発見の道」へ。
あかりのインスタレーションが印象的な展示でした。
ずいぶんと昔ですが、その作品と人間味に夢中になって出版されている書籍を読みあさりました。
多くの方と同じく自由で美しい造形作品とチャーミングなイサムノグチに魅かれました。
かの魯山人をして新婚のイサムノグチ夫妻を自邸の離れに住まわせて、食事の面倒まで見ていた
というのですから、よほど魅力的な人だったのでしょう。
今回の展示は、フロアごとに作品性を分けていてわかりやすかったです。
つくづくその作品を「好き」だと再認識するいい機会になりました。
行きたい所リストの順位が低くなっていた牟礼の「イサムノグチ庭園美術館」にも
やはり行ってみたくなりました。展示映像にもあった雨の庭園美術館もよさそうです。
雨に濡れた作品群も魅力的に見えました。
コロナ対策で多くの美術館が予約制となり、その日に思いついて行く気軽さが少なくなりましたが、
予約するとちょっと向き合い方が変わってくる気がします。
行きたいもの見たいものの線引きがハッキリしてくる。そんな気がしています。
「イサム・ノグチ 発見の道」
東京都美術館
8/29(日)まで 日時指定予約制