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2021. 11 / 27 道具 ]

道具 № 6 食器

先日、長野県の松本市へと行きました。

晩秋の雨の中でしたが、雨に濡れて紅葉がまた格別綺麗でした。

松本は幼いころから幾度となく訪れているので、どこか安心感がある街です。それでも前回訪れてから

8年ぶりになったのですが街も道もお気に入りのお店の場所も覚えていて、つくづく好きな街だなぁと。

肌に合う街です。

 

クラフトで有名ですから雑貨屋さんも多く。今回も雑貨屋さんやギャラリーを半日ほど見て回りました。

写真のオーバル皿はギャルリ灰月でみつけたマノメタカヒロさんの粉引皿。もともと粉引が好きな上に

かすれた雰囲気に惹かれました。

 

こうして少しづつですが我が家の食器も増えていきます。問題は収納。

我が家のキッチンは食器の収納量が少ないんです。元から棚があるだけという状況なので、

なかなかうまく収納できません。既製の収納家具を使っていますが、食器が重なるばかりなのと、

棚の奥のものが取りにくい。結局いつも使う食器が決まってくるということになります。

このストレスを持っている方はきっと多いと思います。

 

以前に手掛けた改装計画では、カウンター下に奥行き36cmの収納を設けました。(下写真正面)

位置的にはL型キッチンなので、食器を収納した上が配膳のカウンターになります。

今日使う食器をあらかじめ下から選んでカウンターに載せて置き、調理したら盛り付けて、

すぐに食卓へ運べる位置にしました。

扉は付けないでほしいというご要望でしたので、OPEN収納にしています。

奥行きが36cmだと、大きめのお皿もしまっておけますし、奥のものが取れないということもなく。

まんべんなく食器使いができてとても便利です。

カウンター下で低い位置なので、視認性が高く出し入れして割ってしまうことも防げます。

気に入って買ってきた食器は、生活に小さな幸せをくれますし長く大切にしたいものです。

こうした機能面での設計の工夫は生活をより快適に豊かにするものだと思います。

 

 

 

2021. 11 / 19 道具 ]

道具 № 5 車

 

もう10年乗っている愛車。

それまで乗っていたvolvo850とから乗り換えた車。もともとは私の兄の車でした。

いわゆる初代miniと呼ばれている車で、BMWとなったminiの初代型です。

現行miniよりもデザイン的にまとまっているし、意外と壊れずにここまで足となってくれています。

この夏に足回りのパーツを交換したおかげで、キビキビとした乗り味が復活。

10年経っても乗っていて楽しい車。

 

そこまで荷物は積めないけれど、仕事で椅子やテーブルを積んだり、妻につきあって花の市場に行って、

パンパンに詰め込んだり、最近ではノーマルなのにえらい低い車高をものともせずに、登山口までの

林道を走破してくれている。小さいながらも頼もしい相棒。

 

この車に乗ってから、大きな車の必要性を感じなくりました。

家と一緒で「広いからいい家」とは限らないように、今の暮らしに丁度良い大きさがこの車だろうなと。

登山で雪山と車中泊をはじめない限りは問題はないし、都内の狭い道を軽快に走るにもこのくらいが

丁度いいサイズ。

 

デザインの話をすると、この車はフランク・ステファンソンさんというカーデザイナーが手掛けている

のですが、その後別メーカーから発表されるスーパーカーMP4-12Cもまた、そのデザインが好きなので、

たぶん私はこの方の描くものが好きなのかもしれません。どこかにクラシックな要素を残していて、

目新しさと同時に安心感があるのが勝手に特徴だと思っているんですが。。。

 

もうじきに14万キロですが、まだまだこれから一緒にあちこちへ。

 

 

 

 

 

 

 

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