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2020. 05 / 25 建築のこと ]

揺さぶられたもの。

こうして人々が「ふれられる外界」を失って家にとどまらなきゃいけないというときに、

あらためて「暮らし」を客観的に見たり、考えたりする機会になった方は多いと思います。

 

日常で右から左へ流れていくものを、ふと静止したように捉えると、見え方はまるで変わってしまう。

流れる時間が変わると必要な「衣食住」も変わってくる。いつしかそれは深い価値観をも揺さぶる。

 

揺さぶられた感覚をどこへ持ってゆくのか。また前の日常に戻すのか。その価値観とともに進むのか。

「住」はもっと自由で多種多様でいい。

これを機に揺さぶられた価値観が拡がるといいなと思っています。

その中で物づくりがしたいと考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020. 03 / 30 建築のこと ]

バルコニー

コロナウィルスの影響による閉塞感がじわじわと精神的な疲労のようなものへと変化してきていますが、

こんな時こそ家でくつろぐように頭を切り替えて生活しています。

(写真は3/29の雪の日のバルコニー)

 

設計していて感じることの一つに、生活へのプライバシーの考え方は人によって結構ちがうものだ

ということです。

都市部の密集地では、全ての窓のガラスはくもりガラスがいいというような方もいれば、

その真逆な方もいる。ほんとにそれぞれで、家族、夫婦でも意見がわれやすいところでもあります。

 

写真の自宅バルコニーは高い格子に囲うことで、外からの視線を遮って開放的な空間になっています。

実際には、この密度では角度によっては外からの視線のすべては遮れないのですが、

通風や日射の面ではちょうどよく、植栽の芽吹きで春を、落葉で秋を、雪景色で冬を感じ取れる。

こうして家に長くいる生活でも、こうした場所があるとずいぶんと気持ちも変わります。

 

開放的な家を好まない方は少ないでしょうから、開放的ながら上手く外からの視線を遮ると

そこには豊かな空間が作りだせて、また豊かな時間も流れるのだと思います。

 

 

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