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2021. 09 / 06 建築のこと ]

オーオウンハウスを終えて。

9/4・5に開催しました「北鎌倉の舎」のオープンハウスは盛況に終了致しました。

お越しくださった皆様ありがとうございました。

開催を快くお許しくださったクライアントにも感謝しております。

 

旧知の方から遠方より見学にいらしてくださったご家族まで、久しぶりに「人に会う」

楽しい時間となりました。

毎回感じることですが工事を終えて、こうして人の気配や笑い声が響いてゆくと家に熱が入っていく

ような感覚を味わいます。いよいよ暮らしがはじまるのだと思わせてくれるんです。

 

同時に設計者の手を離れてゆく少しの寂しさも味わいます。

今回現場へと足を運んだ回数は工事期間の7カ月間でおよそ30回。計画全体では50回程度でしょうか。

棟梁や現場監督さんとは比べようもなく少ないわけですが、それでも自ずと敷地や周辺の土地への

親近感は増してゆくもので、来週はもう行かないでいいのかと思うとなんだかフッと寂しさを

感じます。

 

とはいえ終わりではありません。これから外構・植栽工事に移ります。

工務店と造園家では工事契約が別になるので、基本的には竣工後に造園家さんに着手して頂くことに

なります。なので現在、外構・植栽工事の内容の詰めをしています。

植栽一つで家の印象はずいぶんと変わります。一言でいうと大らかさが生まれて建物が土地に馴染む。

そんな仕上がりを楽しみ待ちたいと思います。

 

 

 

 

 

 

2021. 08 / 30 建築のこと ]

小物から見る建築

事務所立ち上げ当初から、照明のスイッチはこのアメリカ製のプレートと日本製のトグルスイッチを

組み合わせて使い続けてきました。

どうも日本の汎用品が好みではなく空間にも似合わないので、この作動感がしっかりあって雰囲気のよい

製品を定番使いしていました。が・・・この白いスイッチが廃盤・・・。

北鎌倉の舎は着工前に在庫をかき集めてもらい必要数を確保しました。

さらに、先日は気に入っていた照明器具がカタログから消えていました。。。立て続けにショック。

切ないです。

 

設計事務所の仕事は、ある側面ではセレクトショップのようなものです。

設計に合うものを沢山の製品や照明器具のカタログの中から選んでいき、クライアントに提案する。

使い勝手はもちろんのことセンスのいいものを選んで空間に生かしてゆく。

いつもいいモノがないかとアンテナをはって探しています。

使いたいなと思う物差しは「シンプルであること、そのものの機能をミニマルに表出しているもの」

満たすものは意外とないものです。

 

セレクトばかりしていないで作ってしまう手もあります。

前述の照明器具は代わりになりそうなものが、どこのカタログを見てもありません。

そもそも一つ2000円もしない。安価すぎるけどその極端なシンプルさが気に入っていたミニマルな

照明器具なので、コスト的にも代替品は見つけようもない。

これは次回からオリジナルでデザインしないとうまくいきそうにないので、アイデアを練っています。

オリジナル照明器具になればと楽しみです。

 

ウッドショックが吹き荒れていますが、改めて建築は様々な「モノ」から作られていると感じています。

スイッチ一つ。照明器具一つ。積み重ねが空間づくりですから、廃盤によって左右されるのは

本当に困ります。

本当はこうしたカタログに、あまり左右されないで空間づくりできることが答えかもしれないなとも

思います。これを機に定番を見直して、よりよい空間づくりを目指します。

 

 

これもない・・・。

 

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