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2021. 07 / 23 日々の暮らし ]

北鎌倉の舎(改装)

「北鎌倉の舎」もだいぶ工事が進んできました。

外壁の塗装作業を終えて、先日はHさんご夫婦と植栽の打合せを造園家と行いました。

 

北鎌倉にある谷筋の一角にあるのですが、車が入ってこられない敷地なので本当に静かです。

小鳥のさえずりと木々の音だけ。

静かな環境は確実に人の心に影響します。敷地にいるとおのずと穏やかな気持ちになる。

敷地の持つ力は本当に大きなものだと感じます。

当初からこの魅力のままに設計してゆけばいい。そう思わせてくれた敷地です。

 

ただ、悩みがないわけではありません。

どうしても周辺の山からの雨水と、谷地ゆえの湿気が6月~7月に高いことです。

風通しはかなり注意してプランしましたが、根本的な湿気は難敵です。

湿度による建物の傷みも長期的には心配です。

 

この環境を造園家との事前打合せでも相談していたのですが、

実際に敷地を見てもらうと、敷地環境をまず変えてゆくことが先決との話になり、

Hさんご夫婦にも話をしてもらいました。

とかく見栄えのする植栽の話が先行しがちですが、暮らしを楽しむためにはここは

そうした環境の改質に外構のコストを振り分ける必要がありそうです。

 

植栽といっても周りにはふんだんに木々はあるので、要所に季節を感じるもの植栽が欲しいこと。

すでに古くから敷地ある紅葉の大木は少し整える程度として生かすこと。

アプローチの踏む石を今のものと変えて、新しい家と馴染むものにしたいこと。

そしてHさんご夫婦からアジサイを植えてほしいこと。

そんな事を造園家に相談し依頼しました。

 

さて一月後の造園家の提案を楽しみに待ちたいと思います。

そして、少しでも湿度が下がって梅雨時を過ごせる家になってほしいと思います。

 

 

 

2021. 07 / 10 日々の暮らし ]

イサム・ノグチ 発見の道

東京都美術館で開催中の「イサム・ノグチ 発見の道」へ。

あかりのインスタレーションが印象的な展示でした。

 

ずいぶんと昔ですが、その作品と人間味に夢中になって出版されている書籍を読みあさりました。

多くの方と同じく自由で美しい造形作品とチャーミングなイサムノグチに魅かれました。

かの魯山人をして新婚のイサムノグチ夫妻を自邸の離れに住まわせて、食事の面倒まで見ていた

というのですから、よほど魅力的な人だったのでしょう。

 

今回の展示は、フロアごとに作品性を分けていてわかりやすかったです。

つくづくその作品を「好き」だと再認識するいい機会になりました。

行きたい所リストの順位が低くなっていた牟礼の「イサムノグチ庭園美術館」にも

やはり行ってみたくなりました。展示映像にもあった雨の庭園美術館もよさそうです。

雨に濡れた作品群も魅力的に見えました。

 

コロナ対策で多くの美術館が予約制となり、その日に思いついて行く気軽さが少なくなりましたが、

予約するとちょっと向き合い方が変わってくる気がします。

行きたいもの見たいものの線引きがハッキリしてくる。そんな気がしています。

 

「イサム・ノグチ 発見の道」

東京都美術館

8/29(日)まで 日時指定予約制

 

 

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