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2021. 09 / 09 日々の暮らし ]

木彫

ここのところすっかり秋の気配を感じるせいか芸術に触れたくなってきました。

読みたい本もせっせと買い込んでいます。気のせいか食欲も増してきました。

あえて意識していないのに、季節にとっても素直な心と体を持っているようで、

自分でもちょっと可笑しくなります。

 

さて、日本橋高島屋本館のギャラリーで開催中の沢田英男さんの作品展へ足を運びました。

なかなかタイミングが合わずに来てしまい、実作を見るのが初めてなので一つ一つをゆっくりと

見て回りました。詩的情景をまとう静かな木彫作品です。

凛としているものから、微笑ましいものまで。単純化の中に慈悲深く表現性を持ち得ていて、

奥深く、生み出された時から時代感をまとっていないような雰囲気があります。

私にはなかなかうまく語れる言葉が見つからないのですが、たまらく素晴らしかった。

 

本館6階 美術画廊X

9月27日まで

 

 

 

 

2021. 08 / 26 日々の暮らし ]

チャーリー・ワッツによせて

建築の設計を生業にする前は、レコードショップで働いていました。

どうも就職というものが自分に向かないということに気がついて、大学の工学部を卒業してしばらくして

レコードショップで働き始めました。

ロック・テクノ・ハウス・jazz・ブルース・レゲエとなんでも聴いていましたが、最も好きなのは

60~70年代と90年代初期のロック。クリーム、キンクス、ピンクフロイド、スモールフェイセズ、

プライマルスクリーム、ストーンローゼズ、オアシスetc・・・挙げたらもうきりがありません。

 

そもそもレコードショップで働いた動機は、店のレコードやCDをタダで聴けるからという安直さから

でしたが、毎日好きな音楽を一日中聴き続けられるという幸せな生活をしていました。

その頃にとにかく聴いていたのがローリングストーンズ。

言わずと知れたロックの巨人。なかでもチャーリー・ワッツのファンでした。

シンプルな構成のドラムセットをクールに叩く姿がなんともかっこいい。

我をだすミュージシャンにあっては異質そのもの。

静かにただ音を出すことの美学には、どこかで憧れと影響を受けているかもしれません。

合掌。

 

 

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