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2026. 05 / 05 建築のこと ]

古いモノと新しいモノ

 

A fusion of old and new

 

youtubeチャンネル『Cozy house in japan』で取り上げて頂いた「北鎌倉の舎」のコメント欄を見ていたら、とても素敵なコメントがあって嬉しくなりました。

抜粋させて頂くと、「新旧融合の形で新しく建てるのは見た事あるけど古い方をこれだけ新しい感じにつくれてるのははじめて見たかも」というコメントです。

意図を読み取って頂けてとても嬉しいです。

 

私の手掛ける改装は、古いものと新しいモノをシームレスにつなげていくことを大切にしています。それは古いモノの時間軸と新しいモノの時間軸を合わせようとする作業です。

DJがレコードの曲と曲との回転を合わせてスムースに曲をつなげるように、違和感なく古い空間と新しい空間をつなげる。そんなイメージをして設計しています。

 

ただ古いモノに新しいモノを組み込むのでは、新旧のコントラストがハッキリとしてしまうので、新旧のモノに別々の時間ではなく、共生としての新たな時間が生れていくことに注力しています。いわゆる古民家改装とは一線を画す設計方法だと思っています。

もちろん、断熱性能や現代的な水廻りの更新など生活機能も取り入れています。耐震化も解析して行います。

 

上の写真の梁は築70年を超える竣工時からの梁です。丸太の梁です。一方、天井や壁は新しい壁です。新旧のコントラストですが、梁には塗りつぶさない程度の繊細な着色がしてあります。

そのことで新しい壁とも馴染み。梁自体の風合いに新しさが生れるようにしています。

 

拭き取りという方法で塗装しています。こうするとまるでオブジェのようです。ただの古い丸太の梁とは雰囲気が変わってきます。

 

 

階段も竣工時のままとした箇所です。傷んだ箇所は補強してあります。この家の歴史を感じさせてくれる風合いを残しています。

 

The origin of the idea

 

発想の源は金継ぎかもしれません。一度割れて途絶えたモノの時間を継ぐことで再生し、新たな景色となって存在する。自身の設計が金継ぎのような役割を担いたい。そんなことを思っています。

 

現在改装工事中の計画も、おばあちゃんが暮らした家をお孫さんが引き継いで、新たな暮らしに向けて改装します。

南北の庭をつなげることを主眼に、増築部が違和感なく溶け込むような計画を目指しています。

石油由来の資材不足に直面しているので、難工事が予測されますがなんとか竣工にこぎつけたいと思っています。

 

北鎌倉の舎は元々は貸家になっており、すでに何度も改装されている状況で、お施主さんが購入された時は、コントラストのハッキリとした改装になっていました。(下の画像)

この後、外壁を解体してほぼスケルトンにしてから、耐震化、断熱改修を行っています。

 

 

 

 

 

 

2026. 05 / 04 日々の暮らし ]

外構工事

自邸の外構工事

 

建物自体は24年12月初旬に完成していますが、まだ外構工事中です。

なにをそんなに時間が掛っているかというと、造園家の繁忙や諸事情で着手が大幅に遅れてしまって25年の10月にようやく工事が着工しました。ただ、その後も塗装作業に時間もかかることもあり、外構の造作工事が終わったのは先月のこと。

 

画像は北側に設ける木塀の材料なのですが、この大量の材を白木の状態で納品してもらい。それから私と妻とで塗装して、塗り終えたところで村田円芸さんに施工していただく手順なのでとても時間が掛ります。2度塗りをするのでなかなか進みません。画像に映っている材でも一部・・・。休日に作業と言っても、そもそも土日に打合せのある仕事なので月に作業できる日は限られます。塗り終えるのに3か月ほどかかりました。妻も私もすっかり塗装が上手になりました。

 

現在は塀も出来上がり、残すは植栽工事となりまもなく完成の予定です。

お施主さんの家では、さすがにこんなにのんびりと工事はしないのですが、自邸ということでゆっくり考えながら作っています。

 

完成後はまた画像UPしていきます。お楽しみに。

 

 

 

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