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2020. 05 / 25 建築のこと ]

揺さぶられたもの。

こうして人々が「ふれられる外界」を失って家にとどまらなきゃいけないというときに、

あらためて「暮らし」を客観的に見たり、考えたりする機会になった方は多いと思います。

 

日常で右から左へ流れていくものを、ふと静止したように捉えると、見え方はまるで変わってしまう。

流れる時間が変わると必要な「衣食住」も変わってくる。いつしかそれは深い価値観をも揺さぶる。

 

揺さぶられた感覚をどこへ持ってゆくのか。また前の日常に戻すのか。その価値観とともに進むのか。

「住」はもっと自由で多種多様でいい。

これを機に揺さぶられた価値観が拡がるといいなと思っています。

その中で物づくりがしたいと考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020. 04 / 12 道具 ]

道具 № 1 poster

「道具」というテーマで連載を書いていこうと思います。

暮らしに通じるような道具たちやお気に入りのモノを紹介してゆこうと思います。

 

生活の中にお気に入りの絵や写真があるのは素敵です。

そうしたものから暮らす人が見えてくるというのもいいなと思います。

これはCy twombly のポスターです。

アメリカ出身のローマで暮らした芸術家。惹かれるのは絵だけでなく写真も。

ピンぼけの写真たちに自分でも何に心惹かれているんだろう?と思うけれど、眺めてみては

やはり好きだと満足毛に作品集を閉じるという繰り返しの人。

 

ちゃんと本物を見たのはDIC川村記念美術館です。

展示の左右の窓が外への抜ける開放的な空間に飾られた絵画と彫刻作品が印象的で好きになりました。

ずいぶんと長居をして眺めていました。

以来この落書きのような世界の心地よさに浸るようになりました。

 

 

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