2020. 05 / 25 [ 建築のこと ]
揺さぶられたもの。
こうして人々が「ふれられる外界」を失って家にとどまらなきゃいけないというときに、
あらためて「暮らし」を客観的に見たり、考えたりする機会になった方は多いと思います。
日常で右から左へ流れていくものを、ふと静止したように捉えると、見え方はまるで変わってしまう。
流れる時間が変わると必要な「衣食住」も変わってくる。いつしかそれは深い価値観をも揺さぶる。
揺さぶられた感覚をどこへ持ってゆくのか。また前の日常に戻すのか。その価値観とともに進むのか。
「住」はもっと自由で多種多様でいい。
これを機に揺さぶられた価値観が拡がるといいなと思っています。
その中で物づくりがしたいと考えています。