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2021. 01 / 23 建築のこと ]

原始の光

以前訪れた静岡県の登呂遺跡の復元住居。

住宅の起源に近いものも見ておこう程度に気軽に立ち寄ったけれど意外と時間が足りないほどに

熱心に見て回った場所になりました。

大体遺跡というと一つというのか、復元されたものがぽんっとあるだけなので、

イメージってわかないですが、ここは住居や倉庫が複数あるので弥生の田園風景が想起できます。

 

訪れたのはもう3年ほど前のことにも関わらず「プリミティブというのはこういうことだ」という

感覚が今も残っている面白い建築体験でした。

 

弥生の人と自分との違いや同じ点。気持ちや考え。楽しいと思うこと。喜び悲しみ。困っていたこと。

今と変わらない同じ気持ちもきっと確実に存在する。

そんな遠い存在のようなそうでもないような。この不思議な感覚を味合わせてくれるのが

こうした史跡や歴史なんでしょう。

他の建築を見るよりもずっと想像力を使って楽しむものだと思います。

 

もう一つ面白かったのは、暗い住居内がゆえに差し込む光の美しさ。

陰翳が深く。きれいな光です。。

弥生の人たちは、この光をどう見ていたんでしょう。

きれいと感じていたのか、信仰のような意識で見ていたのか。きれいだと思うから信仰するのか。

人はいつから何かをうつくしいとかきれいだと思ったんでしょう。

様々な思いをめぐらせることのできる遺跡です。

 

 

 

 

2021. 01 / 20 建築のこと ]

タモ材とタイル

玄関からキッチンまで敷いたタイルです。

玄関ドアのスリットからの光で、タイルとタモ材の扉の対比がきれいです。

それだけを見ると無機的な印象のグレーのタイルも他の素材との見せ方一つで雰囲気が変わります。

 

ナラ材も魅力的ですが、このタモ材も負けず劣らずきれいな木材です。

コスト的にもナラより分があります。集成材でも違和感の少ない材なのでカウンター材によく使います。

ほどよい存在感で空間になじみのよい材で重宝します。

 

この住宅では、キッチンにもタイルを敷設しましたが、ガス式の温水床暖房を設置したので、

冬場のタイルの冷たさとは無縁です。実際のクライアント評でもかなり暖かいそうです。

時期によってはエアコンなしで過ごせるとのこと。

多少は蓄熱するので寝る数時間前に切ってしまっても問題なさそうなので、暮らしに合わせて

経済的にも使えそうです。

 

 

 

 

 

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