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2020. 04 / 12 道具 ]

道具 № 1

「道具」というテーマで連載を書いていこうと思います。

暮らしに通じるような道具たちやお気に入りのモノを紹介してゆこうと思います。

 

生活の中にお気に入りの絵や写真があるのは素敵です。

そうしたものから暮らす人が見えてくるというのもいいなと思います。

これはCy twombly のポスターです。

アメリカ出身のローマで暮らした芸術家。惹かれるのは絵だけでなく写真も。

ピンぼけの写真たちに自分でも何に心惹かれているんだろう?と思うけれど、眺めてみては

やはり好きだと満足毛に作品集を閉じるという繰り返しの人。

 

ちゃんと本物を見たのはDIC川村記念美術館です。

展示の左右の窓が外への抜ける開放的な空間に飾られた絵画と彫刻作品が印象的で好きになりました。

ずいぶんと長居をして眺めていました。

以来この落書きのような世界の心地よさに浸るようになりました。

 

 

2020. 03 / 30 建築のこと ]

バルコニー

コロナウィルスの影響による閉塞感がじわじわと精神的な疲労のようなものへと変化してきていますが、

こんな時こそ家でくつろぐように頭を切り替えて生活しています。

(写真は3/29の雪の日のバルコニー)

 

設計していて感じることの一つに、生活へのプライバシーの考え方は人によって結構ちがうものだ

ということです。

都市部の密集地では、全ての窓のガラスはくもりガラスがいいというような方もいれば、

その真逆な方もいる。ほんとにそれぞれで、家族、夫婦でも意見がわれやすいところでもあります。

 

写真の自宅バルコニーは高い格子に囲うことで、外からの視線を遮って開放的な空間になっています。

実際には、この密度では角度によっては外からの視線のすべては遮れないのですが、

通風や日射の面ではちょうどよく、植栽の芽吹きで春を、落葉で秋を、雪景色で冬を感じ取れる。

こうして家に長くいる生活でも、こうした場所があるとずいぶんと気持ちも変わります。

 

開放的な家を好まない方は少ないでしょうから、開放的ながら上手く外からの視線を遮ると

そこには豊かな空間が作りだせて、また豊かな時間も流れるのだと思います。

 

 

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