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2022. 04 / 04 建築のこと ]

夜の家

夕暮れに街を歩いている時に、灯りの灯り始めた家々を見るのがとても好きです。

それぞれの灯りの元に人が暮らし、それぞれの人生があるんだなと思うと不思議とほっこりとします。

 

住宅には昼と夜、それぞれの雰囲気があります。

当然ですがお施主さん方は昼を基準に空間を考えると思うのですが、夜にもやわらかな光があると

よりいい家になるわけですから、設計では昼も夜も同時に考えながら計画を練っています。

 

設計中の頭の中では昼と夜を行ったり来たり。。。

例えば、天井の高い空間は昼と夜で雰囲気が大きく変わりやすいので、そういった変化を住まい手が

違和感なく暮らせる方がいい。

北欧の建築には夜の雰囲気が素敵なものが多いですが、そうした昼と夜のバランスの良さもまた

北欧建築の魅力だと思っています。

暖かで落ち着いた雰囲気をもつ多くの北欧建築はとても魅力的で、設計のヒントや参考にしています。

 

画像は北鎌倉の舎のリビング一角。スタンドライトを置く前提で壁を曲面にしています。

光の広がりがやわらかです。

 

 

 

 

 

2022. 03 / 02 建築のこと ]

設計の四方山話

お施主さんは大変だなっと思います。

何がというと数多、星の数ほどありそうな設計事務所の中から設計を依頼する事務所を探すわけです

から大変です。

きっと本や建築家紹介サイト、SNSを駆使してこれぞという方を探しているのだと思います。

そうして、数多の中から設計者として選んでくれたという時点で設計事務所としては、お施主さんが

想う以上に実は「感謝」しています。選んでくださってありがとうと。

サラリーの設計者や設計依頼が殺到してマヒしていない限り、この喜びの上に設計者は生きていると

言ってもそう大げさではないです。

 

というのも、特に住宅を中心とする設計事務所にとって「営業」というものは、間接的にしか存在

しないもので、一定のメディアや紹介サイトなどを通じての「営業」はあっても、直接的に一軒一軒

まわって「家建てませんか?」と、飛び込み営業している設計事務所なんて聞いたことありません。

「じゃあ、建替えをお願いしようかな」という状況も想像できませんが・・・。

展示場を作れるのは、資本のあるハウスメーカーに限られます。

 

これは今に始まったことではなく、昔からお施主さんと設計事務所をできるだけ身近につなげる仕組み

がこの業界にはないわけです。

賃貸物件は駅前の不動産屋さんで見つけられますが、設計事務所はそういうわかりやすさがない。

この点を近年はビジネスにしようと、紹介サイトなどが様々に展開していますが、決定打となるモデルは

ないというところです。

 

こうした様々なわかりにくさを物ともせず、依頼して来てくださるわけで、お施主さんとの出会いという

のは、この仕事の喜びであり醍醐味です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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