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自宅裏の森を２階から撮った写真。

距離は１０数メートル。タヌキが日向ぼっこをしている。4匹の子タヌキのように見えます。

どうも皮膚病なのか、４匹とも毛が無い・・・。昨日の雨もあって日光消毒に来た様子。

 

裏手が広い森だったり、周辺が寺町だったりするせいか。ハクビシンとタヌキは本当によく見かけます。

ハクビシンは毎年我が家のジューンベリーの実をむしゃむしゃと食べつくしていく姿が見られますし、

もはや珍しくもなんともないのですが、昼間にタヌキが日光浴しているのは初めて見ました。

 

しばらくして、母親なのか「どう具合は？」という感じで様子を見に来ていて、こちらもしばらく

仕事の手を止めて眺めていました。すぐそばの道路をゴミ収集車が走り去り、人々が日常の往来を

している脇で、日光を浴びるタヌキという図が都会であるがゆえにシュールです。

 

この裏の森も何十年と放置されていましたが、世田谷区が公園として整備することが決まりました。

こうしてタヌキが日光浴する図ももう間もなくでなくなります。

どこに行くんだろうなと思いますが、きっとたくましい彼らのこと、そんなことではめげずに

生き延びていくんだろうと思います。

 

エクスナレッジ社より1/30日発売の書籍『時を重ねる家』に改装を手掛けた「北鎌倉の舎」を

掲載頂いております。

ありがたいことに巻頭で掲載頂きました。

鎌倉という立地での改装の工夫。古民家の購入に向き合った若いご夫婦の気持ちなどにも触れて頂き、

丁寧に取材をして頂きました。

北欧家具、ワインやコーヒーと自分たちの暮らし方、好きなものが明確なクライアントの静かで暖かさの

ある暮らしぶりが伝わる写真も素敵です。

古いものを直して、さらなる美しさを見いだせたのではないかと思います。

 

掲載例のどれもが趣の異なる事例ばかりですので、その点も充実していて書棚に置いておきたくなる本

だと思います。ぜひ手に取ってご覧ください。