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2020. 08 / 20 建築のこと ]

北鎌倉の舎 改装計画

北鎌倉らしく車が入れない趣のある小道の先にある住宅の改装計画を進めています。

正確な築年数はわからないものの、築64年は経っているようです。

現に壁の一部には土壁が残っています。見上げる天井には丸太の梁材。

64年前というと昭和31年。幾度か改装を施された跡も伺えます。

 

そして時を経て20代の若いご夫婦の家となる巡り合わせが素敵です。

北鎌倉の自然や静けさの中に施主の趣味や好みを写したようなイメージで設計しています。

 

 

内観俯瞰

 

屋根の上に物見台が追加された外観

 

2020. 08 / 17 建築のこと ]

10年を経て改装

前職事務所で担当をさせて頂いた茅ヶ崎の歯科医院。

その後の改装なども前職事務所を通じて携わらせて頂いてきました。

今回は10年を迎えてのリニューアルの工事です。

竣工時からの旧知の監督さんや職人さんとの仕事は楽しくも緊張感があっていいものです。

 

元の意匠は前職事務所のものですので、雰囲気を壊さないように手をいれています。

いわゆる歯科医院デザインではないので、とても落ち着いた雰囲気で好評だそうです。

それでも歯科専門の設計会社がある中で、住宅がメインの設計事務所は医療的ノウハウは乏しく

この10年院長が上手くフォローしてくださったおかげでブラッシュアップできてきました。

つくづく竣工が終わりでないことを体現させてもらえる存在です。

 

今回はせっかくならば印象を少し変えたいという院長のリクエストに応える形で

受付の十和田石貼りや診察室の意匠などを変更させてもらいました。

10年の汚れもすっかり落して、今後のさらなる医院の発展を願っています。

 

 

 

 

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