東京都江東区の住宅密集地建つ鉄骨造2階建ての住宅。
その屋上に「小さな小屋」(3.6M×2M)を設けました。 「ひなたぼっこ」のための空間です。
一人暮らしのクライアントからは、密集地ゆえ日当たりがないので屋上に日当たりのよいサンルームを設けてくつろぐ空間を作れないか。
との相談をうけました。
クライアントの希望を日常生活からふっと離れてリラックスするための空間と捉えて、既存住宅からあえて切り離なして小さな小屋を設けました。
構造上は厚さ36mmの杉パネル材によるパネル構造。外壁は杉材で使用材を統一して退色による風合いも楽しめます。
小さな小屋ですが両妻側とも全面ガラスなので小ささは感じません。
むしろ包まれるような空間でテントと住宅空間の中間という面白い空間になっています。