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2021. 12 / 04 建築のこと ]

白井晟一展

渋谷区立松濤美術館で行われている「白井晟一 入門」展を見てきました。

 

一時期、猛然と白井晟一を「知ろう」とした時期がありました。

光と影の美しい。そしてさらに闇のようなものさえも表現しているんじゃないかと思えてくる

孤高の存在感とその作品に惹かれたからでした。手に入る書籍を調べ、作品も見て回りました。

特に一連の木造の住宅作品は他にはない解釈のようなものが多くあり、

日本の伝統的な木造建築を考える上で、とても興味深くて新鮮であり勉強にもなりました。

 

そして、もう一つ手描き図面が美しく線への美学を強く感じる建築家でもあります。

本の装丁なども手掛けていて展示されていましたが、美学によってすべてのことを成した方という

生きざまも、真似など到底できない者としてはかっこいいなぁと思えてきます。

 

今回は第一部の展示で内容を変えて第二部が、来年1月4日より開催されるそうですので、

白井晟一を未体験の方ぜひ。奥深い世界があります。

 

 



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