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2019. 07 / 23 建築のこと ]

奥行き | depth

住宅を設計していてふと素朴にして、とてもあたりまえな不安に襲われることがある。

「飽きたりしないだろうか?」

20年30年...と住み続けるお施主さん方に、空間自体を飽きられては設計者としての能力を問われる。

住宅建築は長い時間を過ごす空間を作りだす仕事。

この本質的な疑問を持たずして設計には向き合えない。

 

一つ意識することは、”奥行き”という言葉です。

それは、プランの上での奥行きを出すことであり、それが生む視覚的奥行きでもある。

素材にしても、できうる限り経年変化に味わいを持たせて”時間が生む奥行き”を作り出す。

人とともに空間も歳を重ねられるように設計する。

あらがわないことは受け入れること。

住み手と一体化してゆけば、空間には飽きるという言葉自体がなくなるように思います。

二人舎でも視覚的な広がりや、すでに40年という歳月を持っている既存の小屋組を見せて

”奥行き”を持たせるようにしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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