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2021. 09 / 24 日々の暮らし ]

リーチ先生を読んで。

バーナード・リーチという人のことをよく知らないなぁと、なにか関連本を読みたいなと探していて

手に取った本です。なんと小説という点にびっくり。

 

日本の「民藝運動」に大きな影響を与えた人物なわけですが、小説として描くという視点が今までに

なかった分野だと思います。最初は少し戸惑いながら読み始めましたが、次第に新鮮さと引き込まれる

文章力、民芸運動黎明期は実際にこうだったのかもと思わせる背景描写に一気に読み進める楽しい

本でした。

 

民藝運動って最初はなんかとても古臭いものとしてイメージされるんじゃないかと思うんですが、

(私はそうでした。なんかこう野暮ったいのかな?という感じ)

実際はそんなことはなく、むしろ今ある「暮らし」や「生活」の丁寧さを語り始めたきっかけのような

出来事なんだと私は思っています。

 

「日常の暮らしの道具は、長く使えて、機能的でいて、そしてそれ自体に美しさがみてとれること」

丁寧に暮らすことを大切に考える今だからこそ、その面白さが響くんだなと思いました。

また、作中にも登場する大好きな陶芸家濱田庄司さんの「濱田庄司記念益子参考館」へも

行きたくなりました。

 



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