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2019. 10 / 17 建築のこと ]

風景と空間

この場所にくると必ず写真を撮ります。手前の木陰と奥に海と光という明暗のある風景が面白くて

撮ってしまいます。遠く地平線にバニシング・ポイントがある構図なので奥行きも生まれてくれます。

 

こうした風景の印象というのは、空間づくりの際に影響として現れてくるものだと思います。

潜在的にたくさんの素敵な風景の記憶がしまってあって、空間を考えている時ににじみ出てくるような

感覚で顕在化してくる。意識的なこともあれば無意識で気づかずにやっていることもあるのだろうと

思います。

 

 

二人舎の玄関からキッチン・食堂への廊下の写真です。

求めていることは明暗と奥の光という構図です。手前の玄関にも光があるので、光と暗がりを

行き来する空間として想定して設計しているのですが、意識の底には写真の場所も含めた多くの

風景が下敷きになっているようにも感じられて面白いです。

自然が生み出す情緒を、空間にもたらせたら豊かな空間になるだろうと思います。

とは言え、直接的に自然を設けるのはナンセンスなので、光を上手く使って情緒を生み出したい。

風景の再生を生み出したいと考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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